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温暖化対策に関する有識者ヒアリング結果中間報告

「電力業界に対して、国の目標と整合的な全体の自主的な枠組の構 築を促し、検討の参考としていただくために、望月大臣の指示を受 けて、環境省としても、そのあり方について検討しているところで す。今般、その検討の一環として、環境政策有識者等からご意見 をお伺いしているもの」とのこと。 
 
電力自由化」を進める以上、「私企業」はプロフィットを追求す るのは当然。「自主的な枠組の構築」を求めても無理である。
現段階で、石炭火力の発電単価が低いのであれば、他の電源を選択 する蓋然性は低くて当然。
 
「ルール」の無い「自由」などあり得ないでしょう。
逆に、「ルール」があるからこそ、発想が拡がると思います。 
 
石炭火力の排出係数はLNGの2倍以上
「最新型は、従来よりも2割3割効率が良い」と、石炭火力新設の妥 当性を主張する事業者が多いが、仲間内で比較しても意味が無い。
 
  閣議決定した2030年のエネルギーミックス、年末のCOP21で国際公約 となる2030年の温室効果ガス削減目標を根拠に、CO2排出量、原油換 算使用量などの「総量規制」を導入すべきでしょう。 
 
COPでは、途上国のBAU排出量ややGDP当たりの排出量に対する相対的 な排出削減目標を批判してきたではないですか。 
 
外づらだけよくせず、芯の通ったぶれないスタ ンスを見せて欲しいものです。
 
環境省_電気事業分野における地球温暖化対策の枠組みに関するヒアリングでの有識者からのご意見の中間報告について(お知らせ)
電力業界に対して、国の温室効果ガス削減目標と整合する、実効ある地球温暖化対策の枠組みの早期構築に向けて、望月大臣の指示を受け、環境省としてもそのあり方について検討するため、 環境省として、環境政策の有 ...