あなたのエナジーデザイナー

地域のエネルギーを活用し、町を森を地球を守ります。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

電力事業用発電設備の変化

小型分散型電源からなる大規模電源ですね。 容量の小さい発電設備でも大規模発電と同等の効率を達成するよう になれば、逆に大規模発電よりも有利になることは明白。 起動停止が迅速に行えるので、出力制御が容易ですし、新設や更新 もしやすい。太陽光発電…

再エネは不安定で予測不可能か?

プロとしてお客様のご期待に応えるには、やはり一次データが重要。 環境・エネルギー問題を議論する際も同様。 再エネは不安定で予測不可能、火力・原子力は安定電源というのも、 政府の説明を鵜呑みにせず判断したい。 残念ながら、日本では電源別の電力供…

特定事業排出者からの温室効果ガス排出量

平成24年度の温対法に基づく、算定・報告・公表制度により報告 された、温室効果ガス排出量の集計結果が発表されています。 特定事業所排出者:11,371事業者(報告事業所数は13,596事業所) 特定輸送排出者:1,358事業者 報告排出量:6億6,657万トンCO2 なお…

G7合意内容の変化を受けて、日本のスタンスも変えていこう

「 2011年のドーヴィル宣言と今年2015年のエルマウ宣言の違いは明瞭である。もはや、「先進国全体で△80%を目標とする」とは、一切言っていないことに注目すべきである。」 なるほど、この点は重要ですね。 世界全体での排出量削減に対して、日本が現実的に…

温暖化対策に関する有識者ヒアリング結果中間報告

「電力業界に対して、国の目標と整合的な全体の自主的な枠組の構 築を促し、検討の参考としていただくために、望月大臣の指示を受 けて、環境省としても、そのあり方について検討しているところで す。今般、その検討の一環として、環境政策の有識者等からご…

石炭火力導入を進める企業のセンス

「石炭はグリーンではない」の明確ですが、安価な電力供給を口実に導入が進む、石炭火力。 気候ネットワークによると、新規計画は43基、2120万kWに上るが、これらが稼働し始めるのは2020年以降で、それから30~40年と長期に渡って利用され続け、いわゆるロッ…

2030年度長期エネルギー需給見通し

昨日6月1日、総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 第10回長期エネルギー需給見通し小委員会が開催され、2030年度の一次エネルギー供給構造及び電源構成の事務局案が示されました。 原子力は、一次エネルギーでは10~11%、電源別では20~22%を占めるとし…