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準備が進む中国版排出量取引制度

2011年から、7都市圏で試行されていた排出量取引
2017年からの全土での実施に向けて、準備が進められています。
 
主管庁の中国国家発展改革委員会(NDRC)によると、対象は下記
のようになる見込。
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1.CO2排出量が多い主要産業
 
石油化学工業
化学工業
建材(セメントを含む)
鉄鋼
製紙
電力
航空 他
 
2.2013年から 2015年までのいずれかの1年間にエネルギー総消費
量が1万トンの標準炭以上に達する事業
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外資企業、合弁企業なども例外ではありません。
CO2取引量は30~40トンに上るとされ、世界最大のEU-ETSにおける
取引量(50トン)に匹敵する市場が生まれることになります。
 
CO2排出がリスク要因となる時代は眼前に迫っています。
危機を機会に変えるような経営を行っていきましょう。
 
CSRを巡る動き:中国で拡大する排出量取引|日本総研
2015年9月、中国政府は、2017年から中国全土で二酸化炭素(CO2)の排出量取引制度を導入することを公表しました。中国のエネルギー起源CO2排出量は2013年時点で約90億トン、世界で最も排出量が ...