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中国が2017年から排出量取引制度を正式に開始

中国が2013年から7都市で試行的に行ってきた排出量取引制度。
第12次5カ年計画で、2020年までに全土で展開するとしていましたが、先日のオバマ大統領との会談の中で、2017年から開始する旨、正式に発表しました。
 
既に2030年をピークに排出量を削減していくとしていますが、それを担保するもので、発電・鉄鋼・化学・セメント業界など、キーセクターを広くカバーするものとなります。
 
日本では全く議論されない排出量取引制度ですが、海外では着実に導入が進んでいます。
 
とりわけ、中国で開始されるとなれば、グローバル企業のみならず、国内でしか営業していない企業ももれなく対応せざるを得なくなるでしょう。
 
これを、「危機」と捉えずに「機会」と考えませんか?
個人的にも、環境コンサルとして、皆さまにご協力できる「機会」だと思っています。
 
China to announce 2017 launch of carbon market, officials say | Reuters
For the first time, China will confirm that 2017 is its launch date for a national carbon market to  ...