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サウジがJCM13カ国目に

日本が進める、非国連主導型の排出量取引制度であるJCM(二国間
クレジット制度(Joint Crediting Mechanism)の13番目の締約国に、
サウジアラビアが決まりました。
 
12カ国目のメキシコが決まったのが昨年7月ですから、10か月ぶり。
それまで矢継ぎ早に決まっていましたので、久しぶりの感。
しかし、これまでと違い、サウジの排出量は世界第10位(2010年)
締約済みの12カ国*での削減は、国内産業の発展に寄与する部分が多
かったのに対し、サウジでの削減は世界の排出量削減に直結してい
く可能性が高いと思います。
 
補助金だよりで、WTOの協定に寄与する危惧をはらむJCMではあり
ますが、世界から支持の得られる制度となるよう、推進して欲しい
ものです。
 
*締約12カ国は以下
モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、
 
日・サウジアラビア間で二国間クレジット制度の構築に一致~中東初、サウジアラビア王国が13 カ国目のJCM 署名国へ~(METI/経済産業省)
5 月13 日(現地時間同日)、サウジアラビア王国において、奥田駐サウジアラビア大使とアブドゥルアジーズ石油鉱物資源副大臣(殿下)(His Royal Highness Prince Abdulazi ...